TOEICスコアが欲しいのですが、最初からTOEICコースに通うべきですか？

やはり留学したからには、英語力の証明として英語資格の取得を考えることでしょう。

特に日本ではTOEICが主流です。就職活動などでもTOEICのスコアを参考にしている企業は多いと思います。

日本で英語力を証明する試験は、TOEIC、英検が有名ですが、ニュージーランドでは、英語の試験といえばIELTSやケンブリッジ英検が主流で、TOEICはあまりメジャーな試験でありません。

欧米圏では英語力を証明する試験として、IELTS、TOEFL、ケンブリッジ英検のスコアが留学生が大学や専門学校に留学する際や永住権の申請の際に必要になるからです。

しかし日本の企業では、転職や入社時にTOEICのスコアが参考にされたり、社内の昇進の際に考慮される会社がまだまだあります。帰国した時に履歴書にTOEICスコアを書けるようにしたいと思うのはもっともですね。

TOEICコースはTOEICの受験希望者向けの対策コースです。

あまり英語でコミュニケーションをとれない段階からいきなりTOEICコースに通っても英語力がつくとは限りません。せっかくTOEIC対策コースに通っても英語の基礎力が無ければ、時間とお金の無駄になりかねません。

日本に帰国してから就職の際に仕事で使えるTOEICのスコアは700点以上と言われています。

英語力が身についていない時期に短期間で700点を取るのは、相当勉強しないと到達できないのは想像できると思います。

ですので、最初は英語の基礎力を学ぶために一般英語コースで英語力を上げることが重要です。

一般英語コースは、リスニング、スピーキング、文法、読み書き、構文など、ベースとなるスキルをまんべんなく学ぶことができるのが特徴です。レベルも数段階に細かく分けられていて、生徒間でスキルの差が開かないよう配慮されていますので、効率的にスキルアップすることが期待できます。

英語力のない内からいきなりTOEICコースに通うのではなく、まずは3～4ヶ月一般英語コースで基礎固めを行い、その後コース移動をしたり、専門学校へ通うのがベストです。

語学学校によってはTOEICの試験会場になっていて、学校内で受験することもできますので、あせらずまずは基礎を学ぶようにしましょう。

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