日本への国際電話

海外から日本へ電話をかける場合に広く利用されているのが、国際電話プリペイドカードです。国際電話カードやコーリングカードなどとも呼ばれています。

プリペイドカードは固定電話や携帯電話など、どの種類の電話でも利用でき場所も選びませんので非常に便利です。

ニュージーランドには、このプリペイドカードを発行している会社が数十社ありますので、コンビニやスーパーなどいたるところで気軽に購入することができます。

まず、1.プリペイドカードを購入→2.裏面に書いてあるセンターに電話をかける→3.暗証番号を入力→4.相手の電話番号を入力する。といった流れで簡単に海外へ電話することができます。

もちろんホームステイ先の固定電話から日本へ電話しても、ホームステイ先の電話料金に影響はありませんので、電話をかける際にはホストファミリーにプリペイドカードを使っていることを知らせておきましょう。

カードの種類によっては通話料金が異なったり、音質が悪かったりすることもありますので、まずは安いカードを買って品質を確認すると良いでしょう。国際コーリングカードという公衆電話や携帯電話への通話が格安でかけられるカードや、アクセスカードといって、ニュージーランド、オーストラリア、日本等から世界各国へかけられるカードも人気です。

ニュージーランドから日本への国際電話のかけかた

国際電話をかけるにはルールがあります。まず、国際電話識別番号→かける相手の国番号→市外局番→相手の電話番号の順にダイヤルします。市外局番の最初の「0」は取ると決められています。

国際電話識別番号 ＋ 相手の国番号 ＋ 市外局番から0を取った番号 ＋ 相手の電話番号

ニュージーランドの国際電話識別番号は「00」日本の国番号は「81」と決まっています。

・固定電話「03-1234-5678」にダイヤルする場合
00-81-3（市街局番の0をとった番号）-12345678

・携帯番号「090-1234-5678」にダイヤルする場合
00-81-90（頭の0をとった番号）-12345678

反対に日本の固定電話からニュージーランドへ電話をかける場合は、日本の国際電話識別番号「010」、ニュージーランドの国番号「64」を使います。ただし、日本の固定電話からかける場合は、最初に各電話会社(NTTやKDDIなど)の電話会社の番号も必要です。

各電話会社の番号 + 国際電話識別番号 ＋ 相手の国番号 ＋ 市外局番から0を取った番号 ＋ 相手の電話番号

電話会社によって番号が決まっていますが、事前に申し込みが必要であったり、電話会社の番号をダイヤルしなくてもかけられる場合もありますので、契約している電話会社に問い合わせてください。

また、日本の携帯電話から国際電話をかけるには、契約している携帯電話会社へ事前登録しておく必要がある場合がありますので、こちらも各携帯電話会社へお問い合わせください。

最近では、インターネットやスマホから無料アプリをインストールして国際電話をかける人が増加しています。

代表的なアプリにはLINE、Skype(スカイプ)があります。

アプリをインストールしている人同士なら日本で使うのと同様に無料で電話ができるので、インターネット環境とパソコンさえあればいつでも国際電話をかけることができるので大変便利です。

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