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日本で英語の資格をいうと圧倒的にTOEICが有名ですが、海外ではTOEICは他の資格試験と比べると下位に位置付けられています。もちろん日本に帰国後、就職する際にはTOEICのスコアがあった方が有利であることは言うまでもありません。
ニュージーランドのほとんどの大学や専門学校では、TOEFLとIELTSのスコアを入学条件としています。海外に留学するからには、英語力アップを目指しましょう!
英語圏での英語資格試験で有名なのがIELTS(アイエルツ)。
IELTSは、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、カナダなど英語圏で大学進学を考えている留学生が入学を認められる条件として、また、移民を希望する人や永住権を得るための英語能力を測る試験として世界的に認められている試験です。
日本ではあまり馴染みはありませんが、イギリスを中心とした英語圏では有名な試験でTOEICよりもレベルが高く、TOEFLとともに留学の出願条件として認められています。
IELTS試験は、英語に必要な能力全体をテストします。General Training ModuleとAcademic Moduleの2種類あり、試験はそれぞれリスリング(30分)、リーディング(60分)、ライティング(60分)、スピーキング(11-14分)の4部門で構成されています。
General Training Moduleは、日常生活レベルの英語力を測る試験で、主に高校や専門学校に進学を希望している人や移民を目的としている人などに対して英語力を測る試験で、Academic Moduleは英語圏の大学や大学院へ進学を目指している人を対象とした試験です。
試験結果は、総合評価とリスリング、リーディング、ライティング、スピーキングごとにバンドスコアと呼ばれる1~9までの数値で示されます。一般の試験のように合否ではなく、英語能力の高さを9段階で評価されることになります。一般にスコア5.5点以上で進学や就職の際にアピールできるスコアだと言われています。ニュージーランドの大学の教育水準は高く、IELTS6.0~6.5以上が求められます。IELTSスコア7.0がTOEIC800点以上と比較されます。
ケンブリッジ英検はその名の通りイギリスのケンブリッジ大学によって設立された英語検定試験です。ヨーロッパを中心に英語力を証明する試験として知られています。
ケンブリッジ英検を取得することによって海外や国際的な企業へ就職を希望している人、海外の大学へ進学したいと思っている人の英語能力を証明することができます。ヨーロッパからの留学生に圧倒的に人気があり、語学学校のケンブリッジ試験対策コースには多くのヨーロッパ人が受講しています。
ケンブリッジ英検の代表的な試験にMain Suite(メインスイート)があります。試験は基礎レベルから最上級レベルまで5段階のレベルに分けられていて、自分の英語力に合った試験を受験することができます。
ケンブリッジ英検の結果は、点数制ではなく合否となります。A~Eの5段階で成績評価が行われ、A、B、Cは合格、D、Eは不合格です。各レベル、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4分野を測定されます。FCEレベルでTOEIC800点以上と比較されています。
日本ではメジャーな試験ではありませんが、海外ではもちろん日本の外資系企業などでは当前知られている試験です。本気で英語力を伸ばしたいと思っているのであれば、語学学校のケンブリッジ検定試験準備コースを受講することをお勧めします。
日本で英語試験と言えばTOEICというほど、英語試験の中で最も知名度の高いテストであることは間違いありません。TOEICは、英語によるコミュニケーション能力を評価する世界共通のテストで受検者数も年々増加しています。
日本では一般的に英語で仕事ができるかを判断する材料として、就活のアピールポイントなどとして試験を受ける人が多いのが特徴です。留学後にTOEICのスコアがあれば自分の英語能力が客観的に判断してもらえるので就職に有利になると言われています。
試験はマークシート方式でリスニング100問、リーディング100問の合計200問に答えます。10~990点までの5点刻みのスコア制で合格、不合格はありません。
TOEICのスコアをアピールするなら500点以上、英語を使った仕事につきたいなら中級レベルの700点以上を目指しましょう。すでにTOEICで800点オーバーであるなら、更に上のケンブリッジ英検やIELTSを見据えても良いでしょう。
ニュージーランドの語学学校ではTOEIC試験対策コースもあり、短期間でスコアアップが図れるような授業が行われています。語学学校の中にはTOEIC会場になっている学校もありますので、ニュージーランドで受験することもできます。
TOEFLは、英語を母国語としない人の英語でのコミュニケーション能力を測るテストとして、1964年に発足して以来、主に欧米の大学や大学院へ入学する際の入学基準として用いられてきました。もちろんニュージーランドの学校でも、TOEFLのスコアを入学基準として認めています。
大学のキャンパスや実生活でのコミュニケーションに必要な英語力があるかを判定するため、英語をどれだけ使えるかが要求されます。テストは1人1台コンピュータが割り当てられ、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのセクションが総合的に測定されます。結果は合格・不合格でなく、各セクション30点のトータルスコア120点満点のスコアで表示されます。スコアの有効期間は受験日から2年間有効です。大学レベルが70~80点、大学院レベルが80~100点の英語力が必要とされています。
日本ではTOEICがメジャーで受験者も多いですが、世界的にはTOEFLの受験者はTOEICに比べて断然多く、世界的な通用度はTOEFLのほうが圧倒的に上です。TOEICとTOEFLのスコアは完全に比較することが出来ませんが、TOEIC500点がTOEFL50点前後とされています。
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