ニュージーランドの祝日

1月1日　New Years Day（新年）

ニュージーランドは世界で最初に年が明ける国の一つで、季節は日本とは逆の夏になります。家族や友達の家でのんびり過ごしたり、年越しの花火が打ち上げられたりと夏らしい開放的な新年を迎えます。

1月2日　Day after New Years Day（新年翌日）

1月1日同様、家でゆっくり過ごす人もいれば、夏なのでビーチやキャンプに行ったりして過ごしたりする人もいます。

2月6日　Waitangi Day (建国記念日)

ニュージーランド北島ワイタンギで、先住民族マオリ族とイギリスとの間で締結された「ワイタンギ条約」を記念する祝日です。ニュージーランド全土で様々なイベントやセレモニーが行われます。カレンダーにより、日付が異なる事もあります。

3月または4月　Good Friday（復活祭前の金曜日）、Easter Monday（復活祭の月曜日）

Easter（復活祭）は、十字架にかけられ亡くなったキリストが三日目に復活したことを記念する、キリスト教において最も重要なお祭りです。
通常3月終わりの金曜日から4月初めの月曜日までの4日間が休みになりますが、カレンダーにより、4月初旬や中旬になることもあります。

4月25日　Anzac Day（アンザック・デー）

第一次世界大戦のガリポリの戦いで戦ったオーストリア・ニュージーランド軍団(ANZAC)の兵たちと、国の為に戦った人々を追悼する日で、ニュージーランド全土で様々なセレモニーが行われます。4月25日が土曜日または日曜日の場合は、直後の月曜日が振替休日となります。

6月の第一月曜日　Queen’s Birthday（女王誕生日）

イギリスの女王エリザベス2世の誕生を祝う日です。実際の誕生日ではなく、生まれたことを祝う日ですので、祝日は国によって様々に設定されています。

10月の第4月曜日　Labour Day（労働感謝の日）

世界で初めて8時間労働を勝ち取り、8時間労働をスタートした日にあたります。ニュージーランドでは8時間労働を祝う日になります。日本では、勤労に感謝し励ます日になっています。

12月25日　Christmas Day（クリスマス）

誰もが知っているイエスキリストの誕生を祝う祝日です。日本では冬ですが、ニュージーランドでは真夏のクリスマスになります。日本のクリスマスとは違い、恋人と過ごすより家族や友人にプレゼントをしたり、親戚一同が集まってみんなで食事をしたりします。
学校・公共機関等はもちろんお休みですが、レストランやショッピングモール、スーパーなどもほとんどのお店が閉まっています。

12月26日　Boxing Day（ボクシング・デー）

クリスマスの翌日の日でもともとは教会が貧しい人たちのために寄付を募ったクリスマスプレゼントの箱(box)を開ける日のことから、ボクシング・デーと呼ばれたと言われます。
また、お手伝いの人にクリスマスの翌日である26日に休暇をとってもらい、労をねぎらう気持ちをこめて箱にプレゼントを入れて贈ったことからの説もあります。
今では、ほとんどのお店が大安売りする日になっていて、この日を待ちわびている大人たちがたくさんいるそうですよ。日本でいうバーゲンみたいなものですね。

日本の祝日は年間15日ありますので、日本と比べると祝日は少ないですが、語学学校によってはスクールホリデーが設定されていて、年末年始に2～3週間お休みになる所もあります。

祝日は公共機関や教育機関は休みですが、ショップなども休みになるところがあります。またショップによっても異なりますが平日であっても閉まる時間が早い(17時頃)ので、最初はとまどうかもしれません。

他にアニバーサリーデーと言って、各地方によって決められた祝日があります。
例えばオークランドでは1月29日に最も近い月曜日が祝日となります。この日は初代ニュージーランド総督ウィリアム・ボブソンが初上陸を記念してできた祝日です。

ウェリントンの祝日は1月20日前後、カンタベリーの祝日は11月15日前後など地方により異なった祝日があるので確認しておきたいですね。

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